既刊誌のご案内
今回、頒布する既刊誌のご案内です。
各誌、一話ごとに完結しております。ただし、「新約・竜槍の20人」と「石像の竜」のタイムラインは繋がっていますが、どれからでもお楽しみ頂けます。
『ドラゴンランス 〜新約・甦るヒューマの伝説、竜槍の20人〜 D&D5eシナリオ』
時は〈大変動〉より千年以上前、第三次ドラゴン戦争の時代……。
邪竜に対抗する武器、ドラゴンランスを手に
果敢にも〈暗黒の女王〉の軍勢に挑んだ騎士たちがいた──。
人々は彼らをこう呼んだ、
“ザ・トウェンティ”〈竜槍の20人〉と。
ホワイトストーン軍が集結するカラマンは、今、暗黒の女王の浮遊城の恐怖に怯えていた。
残された猶予は3週間しかない。
君たちはこの間にドラゴン軍皇帝アリアカスを倒さなければならない!
カラマンでソラムニア騎士団団長グンター卿の密命を受け、冒険者たちはタマン・バスクを横断し、抵抗組織〈闇の光〉の案内の下、ネラーカの暗黒の女王の神殿の地下に到着する。
そこには奈落(アビス)への扉のカギとなる〈礎の石〉が設置されていた……。
〈暗黒の女王〉復活を阻止するため、一刻も早く、冒険者たちは〈奈落〉への扉を封印しなければならないのだ!
コミックマーケット89 初版発行 / C102頒布価格 1,500円
『ドラゴンランス 〜 金剛石の竜 新約・ヘデリック・ザ・テオクラット 〜 D&D5eシナリオ』
ダイヤモンド・ドラゴンを取り戻し、
彼女の弟を改心させ、
人々を〈偽りの神々〉の信仰から解き放て!
ソラムニア のカエルゴスの東のガールンドという小村。
〈偽りの神〉テオランセを信奉する父母の間に生まれた姉アンシラと弟ヘデリック。
彼が2歳の時に、教義上の意見の不一致で彼の母が村人に父を殺害させる。その後、間も無く姉が村を去る。
幼い弟に、こう言い残して。
I told you I'd come back for you, Hederick!
「ヘデリック、あなたを必ず迎えに戻ると!」
12歳になった彼を迎えに戻ってきたアンシラは、〈大審問〉に合格し、立派な白ローブの魔術師となっていた。
しかし、タルセニアンというシーク教徒の司祭に助けられ、シーク教徒の狂信的な信徒となっていたヘデリックの目には、姉は魔術を使う異端者としてしか映らなかった。
ヘデリックは彼女から〈大審問〉で入手したアーティファクトを奪い、シーク教徒の神々が自らに与えた奇跡のしるしとしてしまう。やがて彼はその力を使い、ヘイヴンの都で〈ハイシーカー評議会〉の一員となり、〈テオクラット〉としてソレースに派遣され、異端者である魔術師や〈まことの神々〉を信じる人々を弾圧していく。
しかし、時を経て老人となったアンシラも、愛する弟である彼を諦めてなかった。彼女のアーティファクトを取り戻し、決して彼を傷つけずに、彼の横暴な行いを改めさせると誓って。
コミックマーケット97 初版発行 / C102 頒布価格 1,000円
『ドラゴンランス 〜 石像の竜 新約・カズ・ザ・ミノタウラー 〜 D&D5eシナリオ』
混沌と狂気に満ちた要塞に潜入し、
反逆の魔道士の遺産を回収し、
ソラムニアに秩序を取り戻せ!
英雄ヒューマを始めとする〈竜槍の 20 人〉が〈暗黒の女王〉を〈奈落〉に追いやり、邪竜軍の脅威からソラムニアを救ってから 5 年の月日が 経過しようとしていました──。
その戦争でアンサロン大陸の北部のソラムニアが最も被害を受け、 その周辺地域では今後何年も混乱が続いていました。ただ、ソラムニアから遠く離れた場所では、彼らは〈闇〉の勢力のために戦ったとい うことだけしか知らない人々もいました。
ソラムニア のヴァンガールド要塞の騎士団団長 ( グランドマスター ) であるオスワル卿は、ソラムニアの復興に尽力していましたが、戦争 の爪痕は深く、いまだに建物の瓦礫は放置されて放棄されたままの集 落も多くあり、貧困で各地で難民が発生していました。
そんな中、かつてヒューマと共に戦ったミノタウロスのカズは騎士団を離れて、ケンダーの相棒のデルビンと気ままな旅をしていました。 しかし、彼は騎士団の犯罪者リストに自分の名が載っており、身に覚 えのない罪で騎士団から追われていることに気づきます。
同族からも騎士団からも追われ、レミシュの〈暗黒の森〉に逃げ込 んだ彼は、事の真相を確かめに、自らヴァンガールドに向かうことを 決意したのでした──。
コミックマーケット100 初版発行 / C102 頒布価格 1,000円