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君の小袋がいつまでも空っぽになりませんように!
author michi

The Tower of High Clerist
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皆さん、こんにちは! ケンダー郷観光局です。
前回のコミックマーケットに続き、今回もドラゴンランスの同人誌を頒布致します!
前回好評だったD&Dリプレイに加えて、今回はD&D第4版完全対応のアドベンチャーシナリオを出しますので、
皆さん遊びに来て下さい! よろしくお願いします!

頒布物概要


今、忘れられし塔の封印が解かれる──

大司教の塔、ヤルスの伝説、運命の夜……。
塔に眠る秘密を解き明かし、ドラゴン軍を迎え撃て!




タイトル : 『ドラゴンランス 〜 大司教の塔 〜 The Tower of High Clerist D&Dシナリオ』
ジャンル : ゲーム(電源不要)
対象   : 一般向け
サイズ  : B5/2段組
頒布場所 : コミックマーケット80 1日目 8月12日 金曜日 西せ−06b
サークル名: ケンダー郷観光局
頒布価格 : 500円

 今年の夏コミの新刊は、スタームの太陽が砕け散った、あの〈大司教の塔〉での戦いをD&D第4版に完全移植したアドベンチャー・シナリオを頒布します。

 この冒険は、マーガレット・ワイス&トレイシー・ヒックマンのファンタジー小説『ドラゴンランス(戦記)』の中で、冒険者たちがパランサス防衛のために派遣された〈大司教の塔〉の探索と、迫り来るドラゴン軍との戦いを描いています。
 原作の小説では、塔の探検に関する内容についてはカットされているので、このアドベンチャー・シナリオはその部分を補完する読み物としても楽しむことができるよう、ドラゴンランスのファン必見の一冊に仕上がっております!

 シナリオの内容は、D&D第3.5版の頃に出版されたドラゴンランスの未邦訳シナリオを参考にして作成しており、当時のシナリオの雰囲気を残しつつ、D&Dの最新版である第4版に対応させていますので、このシナリオをD&dのルールを片手にプレイして楽しんで頂ければ幸いに思います。

 表紙のデザインは、前回赤色だったのでもちろん青です! エキスパートの“青”らしく、キャラクターレベル12の伝説級の冒険者たち5人を対象にしていますが、ソラムニア騎士やケンダーなど、ドラゴンランスらしいプレロールド・キャラクターも掲載されていますので、初心者の方でもすぐに遊ぶことができます。

 前回のコミケで頒布したD&Dシナリオ付リプレイ本『ドラゴンランス 〜 時の金床 〜 The Anvil of Time D&Dリプレイ』(頒布価格1,000円)も用意しておりますので、是非ご来場下さい!

頒布物目次


・はじめに
・第1章:ゲームの準備 …………… 冒険の背景・概要、及び歴史
・第2章:登場人物 ………………… プレロールドキャラクター、NPC紹介
・第3章:大司教の塔 ……………… シナリオ本編
・第4章:遭遇 ……………………… 遭遇詳細
・第5章:冒険の結末 ……………… エンディング
・あとがき
・付録 ………………………………… コミックマーケット80頒布限定マップ

A4印刷用PDF ※パスワードは18ページの下の表の右から1列目、下から6行目

大司教の塔


 大司教の塔――。

 かつて、ソラムニア騎士団の“剣”勲爵士団の本部が置かれていたその塔は、ソラムニアの北部の都市パランサスへ至る道への防衛の要となる場所に位置しています。
 今から350年以上前に神の怒り〈大変動〉が起こり、アンサロン大陸各地で、火山が噴火し街を襲い、山は沈み海になり、海は枯れて隆起する天変地異が起きました。
 この〈大司教の塔〉も、大きな揺れに襲われて、壁や天井が崩れ、中にいた者はすべて死に絶え、神はこの塔を封印してしまいました。

 それから数百年後、アンサロン大陸に侵攻を始めた“暗黒の女王”率いるドラゴン軍に対抗するため、サンクリスト島のホワイトストーンで、善の勢力の同盟が結ばれました。
 ソラムニア騎士団の騎士団団長代理グンター卿は、それを受け、パランサスを守るため、再編成したソラムニア騎士団を中心としたホワイトストーン軍を、廃墟となっていたこの塔に配備します。

 ドラゴン軍の〈青の女卿〉率いる青竜軍の攻撃が続く中、グンター卿の命を受け、冒険者たちは〈大司教の塔〉へ増援として派遣されることになりました。

 曇った空の下、冒険者たちはパランサスを出発し、〈大司教の塔〉へと続く街道を南下しています。途中、天候は雨に変わり、道はぬかるんできます。南の空には閃光が走り、その度に雷鳴が轟いています。
 それは、まるでこれから起きる幾多の困難を暗示しているかのようです。

 神によって封印された塔で、冒険者たちを待ち受けるものは何なのでしょうか?
 果たして、彼らはドラゴン軍の侵攻を止めることはできるのでしょうか!?



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